要介護の原因!?転倒を防ぐために家族ができること

  • 2019.08.20 Tuesday
  • 13:20

JUGEMテーマ:介護

超高齢社会と聞いたことがあると思います。

日本の65歳以上の人は総人口の27.7%を占めてますので、

相当な方が高齢者という枠組みに入っていることになります。

 

両親が遂に高齢者と言われる年齢になった。

 

という方も多いと思います。

私も今年からその一人になります。

 

私の両親は見た目まだまだ元気です。

でも、正直ちょっと心配でもあります。

 

いつまでも元気でいてほしい。

 

そう思っている方に、

今日はあなたができる介護予防、

特に転倒に絞ってお伝えしたいと思います。

 

これを読むことで、今から転倒予防について

考えることができますので、ぜひ参考にしてください。

 

目次

転倒は介護が必要になる原因第4位

転倒の原因

転倒しやすい場所

今からできる予防策

まとめ

 

 

 

転倒は介護が必要になる原因第4位

 


 

厚生労働省の方たちが調査されたデータです。

介護が必要になる原因で、

 

1位 認知症…18.0%

2位 脳血管障害…16.6%

3位 高齢による衰弱…13.3%

4位 骨折・転倒…12.1%

5位 関節疾患…10.2%

 

だそうです。

これ分類の仕方が難しかったと思います。

 

3位〜5位は筋肉の衰えとか関節の痛み

などが根底にあって、その中で転倒や骨折などの症状があった人が

全体の12.1%ということになります。

 

高齢による衰弱または関節疾患に該当された方は

 

転倒していたかもしれない。

もしくは、転倒はしたけどそこまで酷くなかった。

 

ということも考えられます。

 

要するに

 

転倒って誰もが生じる可能性があって、

介護の原因つながりやすい

 

という事です。

自分の両親が転倒しないことを祈ります。

でも祈りながら、今できることをしたいと思います。

 

 

 

転倒の原因

 


 

転倒の原因と考えた時、真っ先に浮かぶのは

筋力低下ではないでしょうか。

 

もちろん、それも要因に含まれます。

 

まずは身体の内側の原因についてお伝えしていきます。

 

 

内的要因

1.視覚の変化

視力だけではありません。白く霞んでしまう白内障等の

視覚の変化により、周囲の状況が把握しにくくなります。

 

2.筋力の低下、関節の可動域低下

筋力の低下や関節の動きが悪くなれば、

バランスの保持が難しくなります。

 

3.心血管系の問題

心血管系に問題があれば、動いた際に一過性の低血圧が生じ、

失神等の症状を引き起こす可能性があります。また、心臓の負担が

強くなってしまい、すぐに疲れて動けなくなる可能性もあります。

 

4.呼吸器系の問題

心血管系と同様、呼吸器系の問題により、

脳や筋肉に酸素の供給が出来なくなった場合も同様の事が生じます。

 

5.感覚障害

こちらの感覚障害は皮膚に物が触れる感覚、

関節がどの位置にあるか等の感覚と定義します。

糖尿病や脳血管障害で足や身体の感覚が

鈍くなってしまう方は、足元の感覚がわからなくなってしまう場合があります。

 

6.病気や薬の影響

病気から生じる起立性低血圧(姿勢が変わると急激に血圧が下がる症状)

や薬の影響によりふらついたりする場合も転倒の要因となります。

 

7.高次脳機能障害・認知症

周囲へ注意を向ける事ができなくなったり、

集中できなくなったりする注意障害なども要因となります。

また、認知症による影響で危険な行動かの判断も難しくなる事があります。

 

8.精神面からの影響

焦り・不安から冷静な状況判断が難しくなることで、

危険な行動になってしまい、結果転倒してしまうこともあります。

精神面とは少し違いますが、他の事に注意がそれてしまって転倒という事もあります。

 

このように身体の内側だけでもたくさんの原因が挙げられます。

 

転倒したから運動して筋肉をつけるぞ!

ではなく、このような分類から原因を把握する。

または、持病等あれば転倒するかもしれない

と考えてみると良いと思います。

 

 

外的要因

1.履き物

脱げやすい、滑りやすい履物はもちろん、

スリッパなどは身体の力が発揮しにくくなりますので、要注意です。

 

2.床(地面)

滑りやすいフローリング、デコボコした地面、

ちょっとした段差などは転倒の要因につながりやすいです。

坂道や階段も要注意です。

 

3.障害物

段差も障害物ですが、電気コードや床に落ちているもの、

椅子の足に引っかかる等も転倒の要因となります。

 

4.明るさ

夜間や暗い場所は障害物が見えにくくなります。

また、なれない場所等も状況判断が難しくなります。

 

外的要因に関しては、環境全てなので、この限りではないです。

しかし、上記4つの部分を注意してみると把握しやすいと思います。

 

 

 

転倒しやすい場所

 


 

意外と多い安全そうな場所での転倒

転倒した場所についての平成22年の内閣府の調査結果です。

全国60歳以上の男女で自宅内で転倒したことがある人へ、

どこで転倒しましたか?という質問をして、

その回答結果です。

 

1位 庭…36.4%

2位 居間・茶の間・リビング…20.5%

3位 玄関・ホール・ポーチ…17.4%

4位 階段…13.8%

5位 寝室…10.3%

6位 廊下…8.2%

7位 浴室…6.2%

7位 台所…6.2%

9位 ベランダ・バルコニー…4.6%

10位 便所…4.1%

※複数回答可

 

でした。

 

庭なんてないし。

 

私の実家はないです。

もちろん私の自宅にも庭なんてありません。

だから大丈夫という訳ではありません。

 

このランキングでわかることは、

意外と何もないところでの転倒が多いということです。

 

階段って危なさそうと思われませんか?

転倒したら下まで転げ落ちちゃうし。

大事故にもつながりかねません。

 

だから皆さん注意されるんですよね。

 

反対に、リビングとか玄関ホールとか、寝室とか

一見何もない所(我が家の玄関ホールは汚かったですが)

安全そうな所、転倒しても大事故につながらなさそうな所は

 

油断してしまいがちです。

 

トイレとかは比較的空間が狭いので、

転倒にはつながりにくいです。

(もちろん転倒することもありますが)

 

 

転倒予防は屋内から始める

先程と同様、60歳以上の男女の統計で、

 

自宅内で一度以上転倒した事がある人は

全体の9.4%でした。

 

ちなみに屋外では全体の9.1%で、

屋内の方が少し多いようです。

 

屋外の転倒場所は

歩道、建物敷地内、建物以外の階段、公園など様々でしたが、

詳細は分類の仕方も難しいようであまりわかりませんでした。

 

転倒予防について、場所を考慮することはとても大切です。

 

上記のように、

屋内、屋外それぞれ全体の9%以上の人が転倒しておりますが、

対策を考える時、

 

屋外はどこで転倒するかわからない

 

と思います。

 

もちろん、屋外の同じ箇所で何度も転倒するようであれば、

対策も検討しやすいですが、まずは限定的な場所、

しかもすぐに対策がとれる屋内から考え始めましょう。

 

 

 

今からできる予防策

 


 

さて、では本題の対応策について考えていきましょう。

これまで話したことを合わせて考えていきます。

 

 

‥湘櫃靴笋垢ぞ貊蠅鬟船Д奪(ランキングを参考)

 

△修両貊蠅両況(外的要因)を見て

 

ご家族様の症状(内的要因)に合ってるかを考える

 

 

この3点の手順でいきます。

具体例を通して考えてみますね。

 

 

具体例

 

70歳男性、定年退職後、家で過ごす事が多く、運動習慣なし

住居はマンションの5階(エレベーターあり)

間取りは3LDK、布団で寝ており、寝室は奥さんと一緒

大病は患っていないが、腰が曲がって姿勢が悪くなっている

夜間にトイレが1回ある

 

という方がいたとしましょう。

次に転倒しやすい場所とその状況を見てみます。

 

居間

夏は扇風機、冬はコタツのコードがある

定位置までの移動ルートに床に物が落ちている

 

玄関

比較的整理されているが、上がり框はなく、

靴は立って脱ぎ着しているが、床が滑りやすい

 

寝室

奥様の布団を通り越してからでないと

自分のところにたどり着けない

 

廊下

窓はなく、比較的暗い

収納棚を一つ置いている

 

という状況であったとしましょう(こじつけ)。

 

 

対応策

 

本人は腰が曲がってきており、

筋力低下が生じている可能性がありますね。

そこで対応策は歩く時、立ち座り時に転倒しない事を焦点に当てます。

 

居間

コードの整理、移動ルートは常に綺麗にしておく

床に物を置いてしまう原因を考え、

収納しやすい棚を設置する

 

玄関

スペースが確保できるのであれば

椅子を設置して、そこで脱ぎ着してもらう

または、立って脱ぎ着するときに支えるものを置く

玄関マットを敷いて滑りにくくする

 

寝室

夜間のトイレを考慮し、奥様との布団の方向を変更し、

跨がなくても良いようにルートを確保

床からの立ち上がりしやすいようにローテーブルを置く

 

廊下

明るくするために、センサー付きのライトを足元に設置

特に棚で足が引っかかるかもしれないので、

その近辺にライトを設置する。

 

このように対応策をたてました。

これを実行するだけで転倒する可能性は減ります。

 

対応策が浮かばないときは、

転倒しやすい場所を、その人になったつもりで、

歩いてみたり、動作をしてみたりすると

浮かんでくると思います。

 

心臓に病気を持っている方で、

すぐに息切れがしてしまう場合は、

家の様々な場所に休憩用の椅子を設置したり、

 

糖尿病で足の感覚が低下している方には、

敷居を見やすくカラーテープを貼ってみたり、

 

工夫次第で色々転倒予防ができると思います。

 

 

 

まとめ

 


 

今回は転倒予防について記事を書きました。

 

ご両親の転倒が心配になっている方は、

まずは家の中から転倒の予防対策を考えましょう。

 

リビング、玄関を中心に階段、寝室、廊下を見て、

整理されているか、ご家族の症状と合っているか

を考えてみると良いでしょう。

 

対応策はご家族の症状になったつもりで、

その場で動いてみると良いと思います。

 

また、当店は自費の訪問リハビリも行なっています。

大阪市北区天神橋にありますので、ご興味のある方は

下の当店のホームページをクリックして、検討してください。

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