すぐできる!介護ストレスの原因、危険行動の解決策

  • 2019.08.10 Saturday
  • 16:38

JUGEMテーマ:介護


介護場面でよくあること、

 

危ない行動をしてしまうので目が離せない

 

一人で歩くと危ないのに気づいたらトイレに行っていた。

 

部屋の片付けは家族がすると言っているのに、外出中に片付けをしていた。

 

何度言っても勝手に車椅子に乗り移ってしまう。

 

家族のこのような行動で悩んでおられる方、

訪問リハビリでこんな利用者さんの対処法がわからないという方

たくさんいらっしゃると思います。

 

目が離せないので出かけられない、

何度言っても一緒でイライラする、

何でわかってくれないんだろう…。

 

僕も訪問リハビリで困ったことがたくさんありました。

色んなことを試してみました。

 

この記事では、そんな僕の経験から

一番効果的だったなと思う解決策を伝えてみたいと思います。

 

これを読んで実践すると、

あなたもストレスなく、介護される方も快適に暮らせるようになると思います。

 

目次

あきらめること

やりたいことを考えること

環境を作ること

まとめ

 

 

 

 

あきらめること


 

解決策と言っておきながらコレです。

なんじゃそれと思うかもしれません。

 

実は今回の記事は、

僕が前の職場で人間関係に悩んだ時にある先輩がくれたアドバイスを

訪問リハビリの場面に活かした方法なんです。

 

何度言ってもやめない人はやめない、やらない人はやらない

 

これが先輩のアドバイスであり、僕も経験で思ったことです。

だからやめさせることをあきらめるのです。

 

これが1番難しいことで、

僕が1番重要だと思っていることです。

 

そんなことをしたら、危ないやんと思うかもしれません。

そうです。危ないです。

その対策もちゃんと書きますので、まずはこれを実践してください。

 

もちろん人の行動を変える方法もあります。

ただ、それには時間も要りますし、言葉のテクニックも必要だと思います。

何より僕はその手の専門家ではありません。

 

一旦、あきらめてみましょう。

 

 

 

やめろ戦争はほぼ負ける

 

先ほども言いましたが、

何度言ってもやめない人はやめないし、やらない人はやらないです。

 

そんな人に対して、やめろー!と何度叫んでもほぼ無理です。

そこで喧嘩になったり、こっちのストレスが溜まったりするだけです。

人間関係全てであると思います。

 

僕には妻がいます。

こんなことをブログで書くと怒るかもしれませんが、

妻は片付けが苦手です。

 

我が家は2階建なのですが、1階はほぼリビングなんですね。

着替えや荷物は2階に置くスペースがあるのですが、

帰ってきたらカバンなどは2階に置いた方が部屋がキレイです。

 

でも妻は帰ってきて、玄関のスペースに

カバンをポーンっと置いちゃいます。

 

そんな時の僕らの会話は、

 

僕「カバン上に片付けよ?」

 

妻「子供おるし、そんな余裕ない」

 

僕「カバン上に置くだけやん」

 

妻「無理やから。そんな簡単なもんちゃうねん」

妻(たまに)「わかった。気をつけるわ」

 

 

結果、

 

 

玄関にカバンポーンですよ。

 

只々、喧嘩しただけでなんの解決にもなってません。

夫婦関係にストレスが生じるだけです。

介護場面でも同じで、やめろ戦争を起こしても、

解決しないことが非常に多かったです。

 

こうしてほしいと訴える側がほとんど負けてしまうんです。

やめろ戦争は勝ち目ゼロです。

 

 

 

あきらめることは認めること


あきらめるってなんかマイナスなイメージがありますよね。

 

私はこんなに向き合ってるのに、それをあきらめるの!?

この人を見捨てるってこと?

 

と感じちゃいます。

 

その時の先輩の言葉は

「これは聖なるあきらめなのよ」でした。

 

僕はこの言葉が好きです。

でも少しスピリチュアルな感じがしますので、

他の言葉で言い換えると、

 

やめない(やっちゃう)人が、いつもやめない(やっちゃう)ことを認める

 

妻のカバンポーンを認めました。

子供が大変だし、やることがいっぱいあるもんね。

こっちの言い分ばかりで、すみませんでした。

 

皆さんの場合はどうでしょう?

危ないことをしてる方は何をしたかったのでしょう?

 

やめさせる方法より、やりたいことをしてもらう方法を考えてみませんか?

 

 

 

 

やりたいことを考えること


 

危険行動を見たときにすぐに考えること、

 

怪我をしたらどうしよう!やめてよそんなことするの。

 

当たり前ですよ。誰しもがそう思います。

ただ、そこで終わらず、何がしたっかたのか考えてみましょう。

 

トイレがしたかった。

みんなに迷惑をかけたくなかった。

散らかってるのを片付けたかった。

趣味のお花の世話をしたかった、

自分のことは自分でしたかった。

 

色々あると思います。

そこを掘り下げて、何をしたかったのか考えてみましょう。

 

きっと、介護をされている方は

 

 「危ないことをして迷惑をかけてやろう」とは思ってないでしょう。

 

そう思ってるのなら何もしないでこっちにまかせてよ。

 

ってなるとやめろ戦争の始まりですよ。

ついついそう思ってしまいますが、やめておきましょう。

勝ち目ゼロです。

 

考えるのもよし、直接話すのもよしです。

 

トイレとか片付けとかなら分かりやすいです。

なんでもいいから家族の手伝いがしたかったという方もいます。

身の回りの整理は自分でしたいという方も多かったです。

 

ちなみに我が家の場合では、

妻は「おしゃれでキレイなお家に住みたい」でした。

 

 

 

なら片付けて!

 

 

アカンアカン、勝ち目ゼロやった。

 

 

 

 

環境を作ること


 

やりたいことは決まりましたでしょうか?

 

あとはそれに向けて動くだけです。

方法は人それぞれ、家族それぞれですが、介護では、

 

やりたいことを安全にしてもらう

 

これだけを重点に考えてください。

 

反対意見もあると思いますが、

僕は訪問リハビリは環境作りがメイン

と考えていました。

 

始めの項目にあった、家族があきらめることも

僕の視点では家族という環境でしたので、

家族にあきらめてもらうという環境作りでした。

 

次第に、 家族にあきらめさせることを僕があきらめる

という、仙人状態になりますが。それは余談です。

 

 

 

部屋の片付けの場合は配置、床に落ちた物は便利グッズで

 

人それぞれ、家族それぞれですが、

少しだけ僕がしていたことを書きます。

 

片付けをやっちゃう方がたくさんいました。

 

そんな方には僕は、物をしまう入れ物(タンス等)の

配置と種類を工夫していました。

 

自分の服は自分で管理したい方には、ベッドに座ってできる場所、

引き出しやすい入れ物に変えて、そこは任せますよって感じです。

 

あと下に落ちたものは、かなバサミやマジックハンド(おもちゃのような)

等で、好きなだけ拾ってくださいって感じですることがよくありました。

 

 

 

趣味は専用スペースを作る

 

趣味をしたいから屋外に出て色々やっちゃってる方もたくさんいました。

 

そんな方にはもちろん趣味にはよりますが、

 

趣味活動ができる専用スペース

 

を作ることが多かったです。

 

もちろん安全にできるよう、椅子を設置したり、

作業する物が高すぎず、低すぎない位置に配置したり、

と工夫します。

 

専用スペースがあると趣味をしてるって感覚が

湧き出るので、それだけでストレス発散になりますよね。

 

 

 

歩く方にはご自由にお使いください支持物

 

勝手に歩いちゃって危ない方には、

どこを歩くか範囲を把握します。

 

その歩かれる所(僕らは動線って言います)に支持物を置いてあげます。

 

テーブル伝って歩いて…ここで右手で柱を持って…

ドアを開けるときに左手で手すりがあればな安全かな…

 

などなど、介護されている方になったつもり歩いてみてください。

そうするとここにあったらなーって思う所があります。

 

そこにあたかも使ってくださいと言わんばかりの物を

置いてあげるのです。もちろんそれ自体が不安定でないものが良いです。

しれっと杖を置いておくのもありです。

 

杖が別の位置に変わっていれば使ったなと分かります。

 

あえて、スペースを狭くしてバタンど倒れないようにするのも、

大怪我の予防につながります。

 

転倒してしまっても、大怪我をしないように、

何か角の所にクッション材をつけるのも工夫の一つだと思います。

 

 

 

おまけ

 

環境作りは答えがない為、難しい所があります。

その分色々な工夫の仕方があります。

 

当店では自費の訪問リハビリもしています。

詳しくはこちらへどうぞ。

 

一人で悩まず、誰かを頼ってください。

私たちで力になれる事があれば幸いです。

 

ちなみに我が家の

カバンポーンはDIYで解決しました。

片付けるとオシャレに見えるよ?って事です。

写真がこちら↓

このあと、一つのフックに大量に物をかけるという

新たな問題が発生しましたが、フックは増やせば良いんです。

もう戦争は致しません。(たぶん)

 

 

 

 

まとめ


 

いかがでしたでしょうか?

 

目の前でされる危険な行動に心配されているとは思いますが、

やめろ、やっちゃうで話をしてもお互いストレスになるだけです。

 

やめさせる事は一旦あきらめて、

危険な行動をしてまでも、したい事に目を向けてみましょう。

 

そこで解決する方が早い事が多いです。

また、その方が介護されている方もきっと楽しくなるはずです。

 

困った事があれば、当店へお聞きください。

訪問は近隣の方しか難しいかとは思いますが…。

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