家族が要介護になった!押さえておくべき5つのポイント

  • 2019.07.27 Saturday
  • 23:36

JUGEMテーマ:介護

「主人が病気になってしまった」

 

「入院していた母親が退院し、これから一人暮らし。どうなるんだろう」

 

「老老介護の親が心配だが、自分の生活もある…。」

 

あなたは、こんな風に悩んでいませんか?

 

もしそんな状態だったとすれば、とても大変な状況ですね。

何から手をつければ良いのかわからず、

パニックになっていると思います。

 

私は、学生時代に要介護の祖父の介護を手伝い、

理学療法士として9年間(訪問リハビリ6年間)働きました。

 

ここでは、私の今までの経験から

 

家族が要介護になったら、

何からすべきか、押さえておくべきポイントを伝えたいと思います。

これを読むことで、自分が何から始めれば良いのかわかると思います。

 

目次

まずはケアマネジャーを決めよう

寝る・トイレ・食事を考える

家族の出来ること、出来ないことを決める

入浴手段を決める

活動量を確保する

まとめ

 

まずはケアマネジャーを決めよう

ケアマネジャーとは

 

「ケアマネジャー」とは「介護支援専門員」とも言います。

 

要介護認定されれば、介護保険サービスを受けることができます。

この介護保険サービスを受けるにはケアマネジャーが必要なんですね。

 

具体的には「ケアプラン」というものを作成してくれるのですが、

面談をして、こういうサービスが良いよとか、こんな業者いますよとか

色々アドバイスと手続きをしてくれます。

 

この記事で書いている内容も

ケアマネジャーがいれば色々考えてくれますが、

 

ケアマネジャーはあくまで他人です。

大事なのはケアマネジャーとの面談です。

 

ケアマネジャーは色々考えてくれますが、

これからどんなふうにしたいかは本人、家族が決めることなので、

ケアマネジャーに全て任せるのは危険です。

 

ケアマネジャーについては詳しい情報も載せておきます。

こちらご参照ください。

ケアマネジャーがいないと始まらないことが多いので、

介護について困っていれば、すぐに探して決めましょう。

 

ケアマネジャーの探し方

 

「ケアマネジャーを決めたい!」と思ったら、

自治体の介護保険課もしくは地域包括支援センターに行って、

居宅介護支援事業者のリストをもらいます。

 

居宅介護支援事業者とはケアマネジャーが働いてるところです。

 

リストから良さそうな事業者を選んで連絡するか、

かかりつけ医の先生に相談して紹介してもらうのも良いと思います。

 

居宅介護支援事業者というのは、ほとんどが併設サービスを持っています。

併設サービスというのは、デイサービスとかヘルパーがいるところとか、

訪問看護ステーションなど様々です。

 

この併設サービスがその事業者の強みとなります。

 

これを言うと併設サービスがない所は良くないとなりそうですが、

そうでもありません。

 

例えば、ケアマネジャーと同じ会社にいるヘルパーを利用して、

ヘルパーと相性が悪かった場合はどうでしょう。

 

ハッキリと伝える方もいらっしゃるとは思いますが、

同じ会社なので、言いづらいという意見もたくさんありました。

 

併設サービスがない所は独立しているので、

その辺りは言いやすいかと思います。

 

良いケアマネジャーに出会えるのは運の要素もあります。

でも、どんなケアマネジャーになっても、

 

家族が何からすべきかを知っている

 

これが大事です。

 

寝る・トイレ・食事を考える

 

まずは何と言ってもこれです。

 

生活の中には他にも入浴、着替え、料理、洗濯、掃除、趣味

などなど色んなことがありますが、

 

寝る・トイレ・食事は我慢が出来ません。

 

それぞれ考えていきましょう。

 

寝る場所は生活の活動拠点

寝る事で一番大事なのは場所です。つまり寝室です。

 

要介護状態になれば、歩くことに不自由さもあります。

身体がしんどく、日中も寝ることが増えるかもしれません。

 

そこからトイレ、リビング、玄関など色々な場所へ

移動することになります。

 

この時に大事になってくるのが、寝室の場所なんですね。

 

例えば、寝室が2階、トイレが1階の自宅ではどうでしょうか。

夜間にトイレが行きたくなった場合、

階段を使わなければいけません。

転倒が心配で夜間見守りが必要になるかもしれません。

 

場所だけで、介護する負担は増えたり、あるいは減ったりします。

 

寝室の場所は移動手段とトイレで決める

 

寝室と一番関係性が深いのはトイレです。

 

食事は1日3回ですが、トイレは平均5〜6回です。

高齢になると8〜10回になり、夜間の回数が増える傾向にあります。

単純に考えて、食卓に行くより回数が多いですよね。

 

なので、寝室とトイレの移動ルートを考えるのが良いです。

 

といっても単純にトイレに近い所と考えるのは良くないです。

そこで移動手段と一緒に考えましょう。

 

移動手段は歩くか車椅子か。

 

歩く場合は敷居、段差がどこにあるか、

手すりや壁など支える所はどこにあるか、

扉があれば、どのように開けるのか、

この辺りを考えて、安全そうなルートを決めます。

 

安全そうなルートを決めてから寝室の場所を決めましょう。

 

ベッドの向きやどちら側から起き上がるかも

これで決まってくると思います。

 

わからない場合は病院の看護師やリハビリの人、

在宅の場合は訪問リハビリの人に聞くと良いと思います。

 

全部決めることができなくても

「トイレまでの移動手段が不安なので、相談したい」

とケアマネジャーに伝えることが大事です。

 

また、車椅子の場合は通路が狭くて

通れなくなることがあるので要注意です。特に曲がり角は要注意です。

 

意外と車椅子は小回りが利きにくいです。

トイレの入り口が開き戸の場合は、

戸の開け方まで考えると良いと思います。

 

トイレは安全、本人の気持ち、介護力で決める

先程の寝室の場所はトイレに行く前提の話でした。

 

トイレまでの移動も難しい場合があります。

その場合はポータブルトイレや最悪オムツとう事もあります。

安全だからとトイレまでの移動を諦めることもあるかもしれません。

 

しかし、これに関しては人間の尊厳、介護力なども

含めて考える方が良いと思います。

 

どうしてもトイレは便座でしたいとおっしゃる方が多いです。

当たり前だと思います。

 

その気持ちと安全面、安全を確保する為の介護力(環境)、

この3つを考えることが大事です。

介護力はヘルパー等のサービスを含めて考えると良いと思います。

 

例えば、重度の介助必要な方でどうしてもトイレは使いたい、

だけど同居家族は高齢で介助が難しい場合、

日中はデイサービスを利用してスタッフによる介助で、

送迎準備でヘルパーを利用してその間にも介助で、

夜間は子供家族に来てもらい、介助してもらう。

 

など、介護力があれば、トイレを使用できる場合もあります。

介護力に関してはトイレに重点を置くのか、

食事やその他の事に重点を置くかで左右されます。

 

この辺りは本人、家族で話し合って決めることが大事です。

 

食事は準備を誰がするかを決める

食事についてです。

 

食べることが難しい、食べるのに介助が必要

という方もいらっしゃいます。

その場合は医療行為が必要な時もあれば、

ヘルパーもしくは家族の介助で行うこともあります。

 

介助も時間、労力を要しますが、

 

誰が買い物、調理をするのかが大事です。

 

子供家族が近くにいる場合、ついでに買い物をしてもらう。

ヘルパーに行ってもらう。同居家族が行う。配食サービスを使う。

やり方は様々です。

 

誰が買い物、調理を行なうか、

週間スケジュールを作るのも良いでしょう。

 

家族の出来ること、出来ないことを決める

たくさんの家族のカタチがあります。

 

何がなんでも自宅で生活させてあげたい!という人もいれば、

どうでもいい!これまでの悪行のせいよ‼

なんて言われる方もいるでしょう。

 

どちらにせよ、

 

どこまでなら手伝える。

そして、どこまで以上は手伝えない。

 

ということは決めておいた方が良いです。

 

家族が要介護になって、これまでの感謝から

なんでも手伝いたい!と思われる方がたくさんいました。

 

仕事帰りに買い物をして、調理もして、

自分の家に帰って家族の用事も済ませて、

また実家に来てお風呂を手伝って、夜のトイレも手伝う。

 

そんな生活、いつまで続きますか?

 

無理をせず、続けられそうな範囲を、

ケアマネジャーに伝えると良いです。

 

兄弟間でも、お互いここまでは出来るよ、

と話し合いをされると良いと思います。

 

 

入浴手段を決める

寝る・トイレ・食事の次は入浴です。

なぜかというと、

 

危険だからです。

 

裸の方の介助はとても危険です。

お風呂で無理をすると心臓への負担もかかりやすく、

事故につながりやすいです。

 

といってもお風呂に入らないのは、

気持ち的にも衛生的にもよくありません。

 

本人がある程度動ける、見守りで大丈夫、

など問題なければ構いません。

 

自宅でお風呂が入れるかわからない場合は

入院しているなら、看護師やリハビリスタッフへ

在宅ならケアマネジャーに相談すると良いでしょう。

 

とりあえず、危ないので考える優先順位は高めという事です。

 

入浴手段もデイサービスなどの通所サービス、

訪問入浴などの訪問サービスもあります。

福祉用具を使ってより安全に動作を行うことや、

リハビリで訓練して一人で入れるようになる。

 

など様々なやり方があります。

 

家族でとりあえずやっちゃえ‼

がとても危険ですので、相談して決めましょう。

 

 

活動量を確保する

リハビリ≠運動

 

ここで、ようやく活動しましょうの話です。

なぜ最後に持ってきたかというと、

 

生活基盤が一番大事だからです。

 

訪問リハビリの時に

とりあえず動かしてあげてくれ、運動させてくれ、

とよく言われました。

 

でも、いくらリハビリをしても自宅で転倒して怪我したらおしまいです。

生活が落ち着いていないのにリハビリをしても一緒です。

 

リハビリは生活を落ち着かせる。

落ち着いた生活を維持させる。

生活の幅を広げる。

 

これが目的です。一番最初に生活を落ち着かせて、

そこからどうしていくかを考えた方が良いです。

 

例えば、杖を使って家の生活はなんとかできた。

この次は外で買い物ができるようになりたい、

または家の中を杖を使わず生活ができるようになりたい。

 

などの新しい目標が出てきます。

この新しい目標に向かって、どんな活動をすれば良いのか、

具体的な方法が出てきます。

 

どんな目標に設定するかは、ケアマネージャーや

デイサービスのスタッフ、看護師と相談すると良いでしょう。

 

活動量を確保するには気持ちが大事

 

ここでは運動という言葉ではなく、活動という言葉を使います。

体力、筋力をつけたい場合に具体的に行うのが「運動」です。

そして、それは人によっては「家事活動」の一環だったり、

筋トレ好きの「趣味活動」だったりします。

 

いきなりですが、ダイエットを続けて成功された方はいますか?

 

成功された方はどんなことがきっかけで、

どんな目標にされたでしょうか。

 

ダイエットを続けるメソッドみたいなものがありますよね。

それと一緒です。

 

目標を立て、計画する。実践したことはチェック表を使って明確化する。

小さな目標を設定して、ご褒美を作る。仲間を作って、モチベーションを上げる。

などです。

 

本人が目標を持って取り組めるか

 

という事が大事だと思います。

 

活動として何をするかは目標によって変わると思います。

そこは相談して決めると良いでしょう。

 

デイサービスやリハビリで運動をある程度確保することはできます。

しかし、それを目標として意味のあるものにしなければ、苦痛しかないです。

その目標に向かう為には、家族の協力が必要と私は感じていました。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

家族が要介護になってしまって、不安に思われていた方も、

これを参考に整理をしていけば、少しは不安も取り除かれるのではないでしょうか。

 

まずはケアマネージャーを決めること。

相談相手を決めたら寝る・トイレ・食事のことを相談する。

その後に入浴と活動について話し合うと良いと思います。

 

とても辛い状況だと思います。

 

この記事で少しでもあなたの役に立てたらと思います。

無理をせず、誰かに相談してください。必ず手を差し伸べてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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