ほとんどの人が間違っている!?寝たきり介護のクッションの入れ方

  • 2019.08.24 Saturday
  • 13:19

JUGEMテーマ:介護

こんにちは。SHUTTOです。

今回は寝たきりの方の介護についてお伝えします。

 

寝たきりの家族を見られている方、とても大変かと思われます。

 

ご家族の方が一人でできない分、

小さなことにも気を配らなければならないと思います。

 

その中で床ずれについて、注意されている方は沢山おられると思います。

寝返りができない方に対して、定期的に身体を動かしたり、

エアマットを入れたり、トイレに注意したりと。

 

また、床ずれができてしまった方には、

看護師さんによるケアもとても大切だと思います。

 

本日は、私が訪問リハビリをしていた時、

床ずれ予防でご家族様に伝えていた簡単な工夫について

記事にしたいと思います。

 

これを読んで、少しでも床ずれ予防の役に立ってもらえたらと思います。

 

目次

床ずれの原因

床ずれの発生しやすい部位

間違ったクッションの入れ方

正しいクッションの入れ方

まとめ

 

 

 

床ずれの原因

 


 

血流不足

床ずれ(=褥瘡)がなぜできるかについて、

簡単にご説明します。

 

床ずれとは皮膚や筋肉が長時間圧迫されて、

血流が悪くなり、傷ついてしまうことです。

 

圧迫という言葉には少し語弊がありますが、

皆さん指をテーブルにギュッと押し付けると、

白くなりませんか?

 

さらに指を押さえつけながら前にずらそうとすると

白くなる範囲が広がりませんか?

 

指をギュッとテーブルに押し付けたり、前にずらそうとしたりする事で、

圧迫されて血流が悪くなることがわかると思います。

それとほぼ同じ原理が床ずれの原因です。

 

指は皮膚が分厚い為、むしろそんなことを長時間する方もいない為、

床ずれにはなりません。

しかし、寝たきりの方が長時間仰向けで寝ていると、

ベッドに接触している腰の部分では同じことが起きています。

 

寝ているだけなのに?と思われるかもしれません。

でも人間の皮膚は意外とすぐに床ずれになります。

 

 

実はめちゃくちゃしてる寝返り

人は一晩で20回くらい寝返りをしているそうです。

時間にすると30分に1回程度です。

 

この寝返りのおかげで特定の部位ばかり圧迫されないよう

調整しているんですね。

 

逆に言うと、30分に1回は動かないと血流が悪くなって、

身体の良くないということです。もちろん個人差はありますが。

寝たきりの方で寝返りができない方は要注意ということになります。

 

ここでは、

血流と圧迫の時間が関係していることを知ってください。

 

 

針が痛い原理と同じ?

次は血流と圧迫のが関係している話になります。

 

針で手のひらを刺すと痛いですよね?

そんなに力を入れてないのに痛いと思います。

 

次に先が尖ってないもの、何でもいいです。

体温計とかを手のひらに刺してみましょうか。(例えが思いつかない…)

針で刺すより痛くありません。

 

これは手のひらと接触する所(針の先っちょ・体温計の先っちょ)

が違うから起こることなんですね。

 

接触している範囲が狭いと力が集中しやすい。

 

ということです。

 

床ずれの圧迫も同じで、皮膚とベッド等が接触する面積が狭いと、

その分、圧迫する力が強くなって、血流低下を引き起こしやすいんです。

 

このように床ずれには血流不足時間が関係していることを

理解していただければ、今回の話はわかると思います。

 

他にも床ずれの詳しい情報については

こちらを載せておきますので、ご参照ください。

 

 

 

床ずれの発生しやすい部位

 


 

床ずれが発生しやすい部位は下のイラストの所です。

これらの部位は骨が出っ張っている所なんですね。

針が痛い原理と同じと思っていただければと思います。

 

この部位に圧迫が集中しないようにすれば、

床ずれの予防につながります。

 

 

 

しかし!!

 

 

 

ここまでは良いものの、間違った方法を皆さんしてるんです…

 

 

 

間違ったクッションの入れ方

 


 

 

柔らかいものを直接入れる

 

ベッドが硬いと圧迫が強くなることは

イメージしやすいと思います。

 

エアマットも柔らかいですからね。

 

そこで柔らかいクッションを入れよう!

となることが多いんですが、ここで間違うことが多いです。

それは

 

 

直接、下に入れてしまうパターン、しかも羽毛など

 

 

(カカトが褥瘡できやすいので、カカトの下に入れてみよう)

 

間違いです…。

 

結局、沈み込んでしまって圧迫してしまうんですね。

これはやめておきましょう。

 

 

ドーナツクッションを使う

 

これも非常に多いです。

 

当たらなければ良いという事で、

真ん中に穴が空いたクッション(ドーナツクッションと今回は言いますね)

を使用される。

 

これは一見良さそうでうが、少し落とし穴があります。

ドーナツだけに。

 

穴が空いた所は何も接触していないんですが、

時間が経つにつれて、その空いた所に沈み込んでいってしまうんです。

 

そういうことが起こると、実は周囲の血流が悪くなります。

 

上記で話した指でテーブルを押して、さらに前にずらそうとすると、

さらに血流が悪くなる原理と同じです。

 

わかりにくいかもしれませんが、ドーナツクッションと接触している部分を指、

ドーナツ部分のクッションをテーブルと思ってください。

時間をかけてゆっくりと血流が悪くなってしまうんです。

 

これも良くないパターンです。

 

 

足首にクッションを入れて膝がピーン

 

カカトの床ずれが多いので、このパターンがよく見られます。

 

イラストに載せてみます。

イラスト

ここにだけクッションを入れる方も多いんです。

 

そして、脚全体がほぼ浮いている状態に…。

 

これをすると膝が常に真っ直ぐなるように重力がかかります。

膝を痛める原因になってしまいます。

 

また、脚全体をこの部位だけで支えることになりますので、

圧迫が強いんですね。針が痛い原理と同じです。

 

 

関節の下にクッションを入れる

 

これも非常に多いです。

 

たぶん、これを知らない方が1番多いと思います。

 

先ほどの足首に入れるのは良くない、

または膝が真っ直ぐ伸びなくなったという理由で、

膝裏にクッションを入れてしまうパターン。

 

実は関節の下にクッションを入れるのはあまり良くないんです。

 

関節とは動く部位です。

ここの下にクッションという支えるものを置くと、

関節の動きを制限されるんですね。

 

寝たきり等で関節が硬くなりやすい状態に、

クッションの入れ方でさらに悪くしてしまう可能性があります。

 

また、片足に一つずつだとしても、

クッション一つで脚を支えるのは少し不十分なんです。

 

 

 

正しいクッションの入れ方

 


 

 

 

クッションを入れる部位を決める

 

では、どのように入れたら良いか説明します。

 

ポイントとしては、

 

 

♀黶貳生しやすい部分は極力圧迫しない

 

関節にはクッションを入れない

 

支える部分をなるべく増やす

 

せ戮┐詆分一箇所につきクッション一つ

 

 

です。

 

先ほどの膝裏のクッションの例で話すと

 

 

.カトには極力圧迫をかけない

 

足首や膝裏にはクッションを入れない

 

支える部分は…膝裏とカカト以外→ふくらはぎ、もも裏

 

ぅッションは2つ、両足を跨ぐほど大きくなければ4つ

 

 

ということになります。

関節の曲がり方で左右差がある場合は、

必ずクッションは片足ずつ別にしてください。

 

今までのおさらいになりますが、

床ずれ発生部位を避けて、

力を集中させないように分散させる、

というのが基本的な考え方です。

 

よくある間違いで関節の下に入れるのはあまり良くありません。

動きのない部位の下にクッションを入れることをオススメします。

 

 

実際のクッションの入れ方

 

次に実際の動きとしての入れ方です。

 

寝ている方の隙間にギュッと入れる方法がよく見られます。

お忙しく、大変な気持ちもわかります。

 

あの方法だと、ドーナツクッションや指を押し付けて前にずらす時の

血流不足と同じことが起こります。

 

一応、理想的な入れ方としては、

 

身体を浮かしてから、

クッションを下に敷いて、

その上に身体をのせる。

 

さらに!

 

クッションの上に身体をのせた後、

クッションと身体の隙間に手を入れて、

さっと全体を慣らしてあげると、ご家族は楽になります。

 

可能であれば、してあげてください。

JUGEMテーマ:介護

 

 

まとめ

 


 

以上、今回は寝たきりの方のクッションの入れ方について、

お話しさせていだきました。

 

寝たきりの方は床ずれに要注意で、

 

床ずれの原因には血流不足、圧迫の時間、圧迫の力が関係しており、

 

クッションは、

床ずれ発生部位や関節を避けて、

なるべく支える部分を増やし、

支える部分に対してクッションは一つずつ。

 

ということですね。

 

また、何かわからないことがあればコメントください。

 

当店近隣の方には自費の訪問リハビリも行なっております。

 

詳細はこちらをご参照ください。

いつでもご連絡お待ちしております。

 

ありがとうございました。

 

 

 

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